NEKO美術館 成瀬憲子

DEHARA　DEHARA  YUKINORI  WORKSA  １９９８−２０１８

DLEパブリッシング

この分厚い本のなかみは　

主人公　サトシ　ヤマモト

リストラ最前線で戦う　中年サラリーマン

フイリピーナの妻から暴力を受け

娘のメグミからは５年間無視されている

そんな彼の前に現れた性獣モーリン（中出し派）サトシ君とモーリンの

奇妙な生活が始まる

この本が　近ごろ　紙粘土で　どうのこうの　話している自分に　少しずつ

影響を　与えつつあるのです

この作家の場合は　紙粘土ではなく　土粘土（多分）にビールを混ぜて

色を塗ってあるんですがな

サトシ　ヤマモトはバーコードのあたまで　眼鏡をかけていて　ネクタイをしています

つまりこういうのを　今風に言うとフイギュアですかな

登場するのは　みんな粘土作りだと思います（はっきりせい！）

で隅まで見て行きますと　はじめにまんがのような　フイギュアになるまえの

下絵のようなものがあるんですね

やっぱり

そんで　決してじょうずに見せていないところがじょうずなんですね

じぶんは　近づいているのです　ペラぽん　かみねんど　切り抜き少女（おばさんもいれよう）じょうずにかかないのがじょうず　じつにちかずいているのです　そんなときに　この本に出会えるなんて！

縁を感じてしまうなあ

環境は　具材は　ととのった　あとは　うえのように　登場人物あるいは　えたいのしれない生き物　ふー　おちつこう　

で　血圧がぴーんとあがっています

家族が珍獣のように見えてきましたがな

この勢いが　２、３日はつづきますように

ちなみに　紙粘土はもう使いません　７０才だから

知恵をつかいます　いかにして　ぺらぺらでできるか