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絵 1997

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京都の高野山に(あってるのかなあ)にくっきり浮かぶ
大という火の文字
あれには 人々の祈りがこめられているそうです
どういう祈りかと言いますと それはその夏をのりきって生きてほしいという祈りです 京都の夏はとても暑くて 昔は 死者が出るほどだったんだそうです

そこに今日現れたのは この絵
信州の夏は 最近 涼しい夏とはいいがたいほどのものですが
お盆が過ぎると 空きらしい虫の鳴き声が いっせいにするのです
ひゅるひゅる ろろろろとかじーじーとか
自然の虫とかは なんだか申し合わせたように なきます
私は 心の準備ができてなくて 
どこかにかいてありましたね
あるがままに受け入れると 渇愛することはないとかなんとか

《 2019.08.17 Sat  _   》