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やあ

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前にも言ったことがあるんだと思うんだけど
私は ほかの人から その人の知り合いと 間違えられる事がある 
ちょっと 意気込んで言ってみたいくらい その確立が高いと思っている

それも 私はマスクをしているのに 眼鏡もかけているのに
そうすると 声をかけた人は マスクをとって 眼鏡をとると
「さっちゃん!」なんて手まで上げて 呼ばないのだろうか
私は 有名人じゃないんだけど マスクをかけて買い物に行く
よく咳が出るのと 咳のでる風邪やなんかに うつりたくないからだ

で またちょっと驚いた事に 最近では同じスーパーの入口で(出口もかねているんだけど)2度目の 人違い
私は どこか気の弱い所があるのか それとも気楽な所があるのか 間違いだとわかっていても
「やぁ」と手を上げたりする
しかし 手を上げた人は 1メートルぐらいのとこまで近づいてきて 「あっ ちがったねごめん」と まじめに言う 
ここは笑う所だろうと思うんだけど 私だけかなあ その人は結構笑わない
そして いろいろいいわけをしながら その人は去って行った

いいわけといえば いいわけめいたことになるけど
私は 若い頃は どこにも だれにもにてない 個性のある顔を希望していた
それは 自分の描く絵と同じように 超個性的でありたかったのだと思う
そのうち あじのある あっさりとした さわやかなか顔いいと思いだした
恋人とかにそういう風に思われたくなったからだ

これでいい と現状を認めるようになったのは 結婚してからだと思う
ちょっと自信がついたのかも知れない それまでの数あるふられた経験は
この顔にあると 思っていたからだ それだって おかしな事だと思う
たしかに顔はわかりやすい 看板みたいなものだけど

そのうち 子育てや何かで 鏡を見るより子どものことを追いかけ 子供の顔を見る事の方ががぜんふえた
それからだ 「あなた なんとかさんですよね」とよく 声をかけられるようになったのは どうしてかな
しかし 赤の他人なら こんなに親しそうに 声をかけられるだろうか
確信しているからだろう 確信するほど 私はその相手に似ているのだろうか
大阪にいたころ それを確かめたくて 「その人に会わせて」とたのんだことがある
それで会わせてもらった
彼女に会った時 「双子だ!」なんてことは思わなかった
自分は こういう顔をしてるんだ と 少し驚いた
もしかして 私は 自分の顔のことを よく知らないんじゃないかと 思ったりした
今回の話の も一つ前のときは その人は最後まで 私をみつめて 「おかしいなあ」と言い続けていた それでもおかしなことに 「マスクをとって」とは言われなかった
私もマスクをとらなかった

世の中には そういう不思議なことが あたりまえのように おこる
「さっちゃん」重々しい漢字の名前の私は この軽くて親しみのある名前を持つ
まだ見ぬ人に ちょっといいなあと思った

上の写真は 「スリッパって 双子だなあ」と この話にちょっと関係ができたことを
喜んでいる 話の最後にね  
《 2019.06.26 Wed  _  わたしでいいですか? 》