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雀、雀と蔑しめしやんな、え、

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北原白秋 画家の詩、詩人の絵 青幻社

雀、雀と蔑しめしやんな、え、
どうせ、しがないぢやとても、よ、
せめて歌はにやこの日が経たぬ。
ありやせ、こりやせ、
ありや、りやん、りやん、りやん、りやん。

寂し寂しで世はわたられず、え、
頭まろめて澄ましていよと、よ、
空ぢや寒風、また、笹の雨。
ありやせ、こりやせ、
ありや、りやん、りやん、りやん、りやん。


この詩を はじめは目で追ってみた
なんだか おもしろいなと 「え」とか「よ」とか
自分は雀の あたまのところが 色といい 
なぜる気持ちがいいだろうという ところとか
 子供のころから お話で 「舌切り雀」だとか 
どこか 別の鳥より 親しいようなんです
それで まわりにも そのおもしろさが 伝えられるかと やってみると
どうも伝わっていない
それに 北原白秋という人は こんなおもしろい事を書く人だったのかしら
と自分は 勝手に不思議がっています

お客さん いかがでしょう、か、

上のケシゴムハンコは 買ったのやら 掘ったのやらです、よ、


《 2019.06.17 Mon  _   》