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おたより

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おたより

みをぎさんとの文通が 再開して うれしいですね
小島政二郎という小説家が『芥川龍之介』という長編小説を書き 私はこの小説家の事も
知りませんでしたので 少しずつ読んでみています
私と芥川の接点といえば 『鼻』です
長い垂れ下がった鼻をもつ ぜんち内供(漢字違うような気がする)の話です
中学生の頃 これを読んで 丁度その頃 絵に熱心だったので この話の主人公を
描いたのでした
やっぱり へたですよ でも ぜんち内供(本の中で見つけたらなおしますね)
の その鼻に えらい関心を持ったのです
芥川龍之介を なんかかたるなんて こういうことをおこがましいというんでしょうね(笑い)
ここからが みをぎさんのおたよりです
 小島政二郎みたいな、分り易い文章を書いてくれれば、読むほうも助かりますよね。通俗小説というと、バカにされたような感じですが、中身は、なかなかです。
小島政二郎あたりの小説家は、英語でも、フランス語でも、原書で読めるんですね。
今よりすごいですよね。バルザックが原書で読める人は、今では、いくらでもいるとは
思いますが、根気がないですよね。
ロマン・ロランの『ジャン・クリストフ』という本の話が出てきます。教養小説というのは、だいたいドイツの本ですが、長くて退屈です。ゴッド・フリートというおじさんの話から読む、というのは、よくわかります。この人が登場すると、がぜんおもしろくなります。そういう読書術を教えてくれる人がいれば、本当に助かりますね。

んだな

そうそう 上の写真について 
みをぎさんのことばです
石みたいなのは、いろんな海岸で集めた貝です。中島敦が南洋で集めたのも混じっていますが、名前が書いてないので、どれか忘れました。
お花を活けたりは、全部私です。思い出しましたが、古流の生け花を国民学校6年生のときから習わされ?教授の看板を持っています。...なんの役にもたっていないですね。習わされた!のは他に、山田流萩岡派の琴ですが、あまりにも下手!です。
この壷は、叔母の家からもらった茶壺です。時々、布切れを変えます。夏なので、これは、浴衣の生地です。

みをぎさん 生け花 生きていますよ今に 浴衣を使ったり季節ごとに かえるなんて
いいですね


《 2019.06.09 Sun  _  おたより 》