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こころ 夏目漱石

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こころ 両親と私 夏目漱石 つづき

父の病気は最後の一撃を待つまぎわまで進んで来て、そこでしばらく躊躇するように見えた。父ははたのものをつらくするほどの苦痛をどこにも感じていなかった。
医者に浣腸をしてもらい 楽になったという。
友だちの作さんが見舞いに来てくれると 「作さんは丈夫でうらやましいね」と言えば作さんは「かか兄は死なれるしさ、子供はなしさ。ただこうして生きているだけのことだよ。達者だってなんお楽しみもないじゃないか」とお互いにうらやましがる
夜は順番に 父のそばで様子をみている。それでも母はそばで寝入ってしまう

考えてみれば この家の景色ですね
そして 母や子供らが こうして 医者を呼び 様子をうかがい 見舞客がやってくる

話は変わりますが 後白河上皇のもとめで『33間堂』に千手観音が何体も作られたという話をテレビで 見たわけです
これは 平家の平清盛と関係ある人でしたっけ 今日の番組では あれはてた都では
庶民は飢え 病気になり死者が出るという悲惨なときでした
民を救いたいと 千手観音がつくられる訳なんですが 千の手にはいろんな祈りのものがにぎられています そういう事を考えた その頃の 人のこころへのおてあては スゴイなあと思いました 千手観音てはジュと読む(なんでくりかえすの?) 
しかし必ずしも後白河上皇がこの祈りだけの人だったとは 歴史はわからないこともありそうですね  
ここまで実行したのだから 信じたいですね 後白河上皇 手のひらには 目もついているのですよ
人々は 信じたでしょうね
こうした祈りと  片方では平家と源氏の戦い
えっ まちがってませんか この話 歴史覚えられないんです はい
祈りは 悲惨があるから あるんですかね 
 

《 2019.06.06 Thu  _  読書の時間 》