NEKO美術館 成瀬憲子

なにがおもしろいって　顔の部分が空白で　そこには犬でもねこでも

宇宙人でも　その空間に顔を入れてみる事ができるのです

昔の鎧をつけたつもり

強いお侍になったつもり

衣裳の方だって　ドレスをつけた　ヒゲの生えた人の顔

水着をつけた　熊の顔　など　いろいろ

実はね　穢土時代からこういうことはあったんですよ　そんなことを

言う人がいたら　さらに驚いたりして　江戸時代より　今の方がすべて

おもしろかったりすぐれたりは　ないのかもしれませんよ

話は変わりますが

花粉を９９．９％カット　そいう花粉ガードという鼻イヤリングみたいなのを

持っていた事を　魚の目とり軟膏を探していて　見つけて思い出しました

ひきだしのなかは　何年もほったらかしです

ちょうど　にせアカシアの花（花粉症のきつい）満開のとき　つけてみました

いえね　こういうものって　それでなくてもばあさんなのに　これ以上と

思わないでもないですよ　はあ　でも家族は気がつかないと思います

目の下に大きなほくろをつけたら　「それ　なに？」ぐらいなことを言うと思いますが

実は鼻から見えているところは透明なんです

しかし９９．９％　この1％はちゃう０．１％ですか　これはなぜ１００％にしなかったのでしょうかね

何の話でしたっけ

免許証を受け取りに行く日は今日　そう思い込んでいました

それが　1カ月間違えていたというのは　７０歳の記念としましては　「ははは　まちがえてる」ではすまされないと　感じる今日この頃です　「ちょっと　このばあさん　ぼけてるわ」となりそうでね　

しかしこの顔　だれやろ