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カワバタエプロンさん

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5月の連休が終わる頃には カワバタエプロンさんは 花粉症から解放されるそうです
私は 咳の風邪を引いたが最後 なかなかとまりません
無言館の(戦争で若くしてなくなってしまった画学生たちの絵が集めて展示されている)
館主のお名前が漢字で書けません このかたが ひどい咳をしながら 無言館でおこなわれた成人式に咳き込みながら挨拶をされていました
間質性肺炎 こんな肺炎だったかなあ 苦しかったでしょうね
こういうのを見ていると 自分もいっしょになって苦しくなります
なんの話でしたっけ
そうだ 花粉症もおわったカワバタエプロンさんからは 孫のカーディガンや私の服
エプロンが おかしといっしょにいつものように届くのです
「晩ご飯つくり ちょっとだけがんばって」なんて事書いてあります
ごはんづくり どんなに簡単につくろうかと まいど知恵を絞っている私ですが
私と彼女とは同じぐらいの年齢です 手紙には 親しくしていた人が亡くなったという話も それは私も知っている人だったりして こういう事は身近に迫っているのだなあと 思う一瞬ですね
そうそう 大阪時代の交野市のかよいつめた 元タイヨーストアのくだものやさんが
日帰りで我が家に来てくれました なつかしすぎますね 貧乏絵描きだったころ
くだものを とても安くしてもらって しまいには おなかの大きな私のために
スイカやバナナを箱につめて 家まで 果物を運んでくださって

自分は ひごろは こういうことをすっかり忘れているのですが こういう人たちに支えられて今があるんやなあ

 

《 2019.05.23 Thu  _  おたより 》