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日々の写真

スキャン3996.jpeg
上左
ダツゼンとした 机の上です
それはそれとして 自分は そこにコーヒー1っぱいがあるというだけで
やる気が出る時がありました
きょうは 微熱があって 咳も出て こうなると やっぱり世界に出て行く夢は
これまでだなと 冗談ですが 思います
なにものにもなれそうな頃 いろんなものをひろげたまま 今に至っている訳です


まん中右
いつごろの 娘の絵なんですかね
ねこをかいだしてからだと いやうちのねこじゃない うちは少なくともムラカミですからね 「一家だんらんのず」ですか
子供には子供の 理想の「一家だんらん」があるんでしょうね
青森みかん あれ 未完はもうちょっと南じゃない?
ま そんなことはどうでもいいのですよね

下右
ある男性の彫刻家の人の所に 友だちとお邪魔したことがあるんです
そこで一番目に入ったのが 彼の奥さんの写真でした
とても感じのいい表情の奥さんですが 既に亡くなっています
私はここを始めて訪れたのですが 友だちは何度か訪れていて 生前の奥さんの
手料理などご馳走になっています
そのうち 彼は 自分の今までの話を しはじめました
その話は 始めての私に聞かせてもらえるような話ではありませんでした
そして 彼は こんな話を聞いてくれるような人といっしょになりたいなあ と笑いながら話しました 
私はそのころ 人の話をゆっくり聞く練習をしていたのです
それと かれの人生の一部分が 私の一部分と似ていました
こういう偶然ってあるものなんだなあと 感心したことです
それから 同じような人生を経験している人に出会うことが多くなって
これも ここでの話をゆっくり聞いていなければ 起こらなかったんじゃないかと
今は 思っています。あのとき 彼よりさきに 写真の中の奥さんに目がいったのは
ふしぎな めぐりあわせだったとこの写真を見て思い出しました
私はスケッチブックに彼の家でとった写真を下に 手作りの本を作って渡してきました
高齢だった筈ですがひとりぐらしで 元気そうで 彫刻をつくりつづけていました
ざっくばらんで いばってなくて こんな芸術家でありたいなあと思ったことでした
外で少女の象などを見かけると うしろにまわって彼の作品じゃないかと なまえを確認します
たった2回の出会いで おもしろいでしょう




《 2019.05.13 Mon  _  思い出 》