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ノリコの部屋

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「この写真はたしか 大阪の古道具屋で買ったものが写っている」
ここからはじめましょうかね
自分の写した写真であっても それが大阪だったのか 大阪でもどこであったのか
思い出すのにしばらくかかります。 おもしろいことに 思い出そうとしていると
頭の中に その空間が出て来ます 店の人は出て来ないですね そこに丸いレンズの 眼鏡がありました
かけてみると なかなかにあっているんですよ どがはいっていないのか 自分が この眼鏡と同じくらいのど数なのか とにかく気に入って買った事を思い出しました
この眼鏡の不思議なところは これを書けて電車に乗ると 若い人が「どーぞ」と席を譲ってくれるんですよ 眼鏡の話はこれくらいにして 
わたしの娘が かって その界隈に住んでいたんです 市場もあって その並びの公園では おっちゃんたちが将棋をしていたと思います  こんな人情のある きらくそうなところは 最近都会では見かけないよなあと思ったりして ここまできて 今説明しようとしているものが はたしてそこで見つけたのか はっきりしなくなってきました しかし お客さん おきゃくさんにとってはそんなことどうでもいいことですよね
まず それというのは この写真の中央辺りにある 木の箱です
見えにくいでしょうが NEKOとほってあるんです それがどうぶつの猫だという証拠に
猫の足の肉球がほってあります しかしこの場合は猫とは関係ありません 
わたしは NEKO美術館の館長をやっていますが いやそんなえらそうな事言ってどないショー 
わたしは このように ホームページでしこしこと発進するだけのやつ なんですが ホームページをやる前から NEKO美術館をファイルとかスケッチブックで それらを まるでギャラリーを建てたかのようにふやしていってたんです で 何を言おうとしているのかな そうや この木の箱を見つけたときは 「わたしはこれを買わなくてはならない」とすぐに買ったんです そういうこっとってありますよね
この木の箱は その偶然性のためにだけ だからずっと アトリエの同じ所にあります しかしその左側のこれは象の置物ですよね
うえに乗っている人はどなたでしょう これは まったく記憶にないですね
あした 見てこようと思います 
これどこからきたの? そうおもうものが時に見つかるんです
アトリエには そう言う不思議が存在するのでしょうか それはそれでうれしいんですけど 自分の記憶が すこしずつあいまいになっていってて 「ない物あります」 なんてことになってるかもしれません  ところで
ホームページのいい所は 自分が喋りたいときに このように じゅうぶんおもいっきりしゃべらせてくれるところです こんなに関係ない事だれも喋らせてくれませんよ
ね 芸術論だとかいろいろならんでいるでしょう 全部お客さんに見せる勢いで生きているんですが まだまだ一周したところです 
このあいだ 夏目漱石の夢十夜というのを 突然話は変わりますが
名著を何とかでとく そんな番組でやってましたよね 
他人の夢の話ほど つまらないものはないと よく言われていますが やっぱり それは人によるんですねえ 私の夢は つまらないです しかし夏目漱石のはすごくおもしろいです
わたしは 今 夏目漱石の「こころ」を パタパタ打っているでしょう わたりにふねっていうんですか ちがってるかなあ まあそんなかんじです 
で 夢って言うのは 夢を見た本人は これはつまらなくはないところが 不思議ですねえ でもね 夢の絵は 話より いけると思いますよ お客さん 絵はこういうところがあるんです
長い? ではこのあたりで
《 2019.03.12 Tue  _  わたしでいいですか 》