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こころ 夏目漱石

「こころ」夏目漱石 先生と私 つづき

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 「あなたは私に責任があるんだと思ってやしませんか」と突然奥さんが聞いた。
 「いいえ」と私が答えた。
 「どうぞ隠さずに言ってください。そう思われるのは身を切られるよりにつらいんだから」と奥さんがまた言った。「これでも私は先生のためにできるだけのことはしているつもりなんです」
 「そりゃあ先生もそう認めていられるんだから、大丈夫です。御安心なさい。私が保証します」
 奥さんは火鉢の灰をかきならした。それから水差しの水を鉄瓶に注した。鉄瓶はたちまち鳴りを沈めた。
 「私はとうとう辛抱しきれなくなって、先生に聞きました。私に悪いところがあるなら遠慮なく言ってください。改められる欠点なら改めるからって。すると先生は、お前に欠点なんかありゃしない。欠点はおれのほうにあるだけだと言うんです。そう言われると、私悲しくなってしょうがないんです。涙が出てなおのこと自分の悪いところが聞きたくなるんです」
 奥さんは目のうちに涙をいっぱいためた。


夏目漱石の時代だと このシーンは どんなかんじなんでしょうかね 
ドラマでいくと この若いほうが 奥さんの涙にほだされて なんてことに
などといらん想像をしながら ぽちぽちたたいています
私は たくさん打てないだけで こんなにちびちびすすむわけですが
朝ドラなんかのように 次はどうなるのかなあ と少しなりますよね 

話は変わりますが この寒さは やっぱり寒すぎると おちこむよなあ
などと ここのところぼやいていたんですが 今日なんて ちょっとゆるんできたんじゃないでしょうか
さらに話は変わりますが
きのう外を ねこがびっこをひきひきとおったんです
ねこがびっこひきひきとおった そういったのはだれだったのかなあ
すぐに忘れる私なんですが これはおぼえているんです
おととい私はとげのついてる木を 数本切ったんです のこぎりで
なんでとげがこんなについているのかなあ そう考えたんですが つまりこの時点では
新芽で 鳥なんかに食べられたくないんじゃないでしょうか
これは 刺さると痛そうですし 実際自分もまちがって痛い目に遇ったことが
あります その切った枝を庭に とりあえずほっておいたんです
そこを このねこは 通りかかったんじゃないかと 
それで今日 庭に出て そのとげをはさみで切って 袋に入れてゴミ袋に入れたんです
よーく見ますとね とげはやがて成長して 新芽のようになっていくんです
その木を見ればわかります
このところ 私は猫一般に 冷たいような気がします 以前の私なら こんな枝を庭にほっておいたりはしなかったと思いますよ
ねこって のらねこだと うんちを よその家でもするんですよね
自分の家でかっているときは ねこようのトイレなんぞをおいてるんですが
のらだと そういうことになってもしかたがないんですよね
でもそれが 多いいと 腹が立ったりして

なんのはなしでしたっけ
そういえば 夏目漱石の「わがはいはねこである」これも読みそびれたんです
だから この本は でひとも 読まなくてはね
《 2019.02.07 Thu  _  読書の時間 》