日曜美術館で 名刀というものを 紹介していました
その展示を 見に行っていた人たちは 圧倒的に女性
刀の博物館の館長さんは 女性で 何年も刀を研究しているそうです
わたしは 刀というと 戦でのたたかいを想像してしまいます
だからその形の美しさの所には 目がいかないのでした
館長さんは 刀をさわるとき さやを抜く時にも 作法があるとおっしゃっていました
美しいですねと 刀をたてて 下から 上へと 見上げて行く
光を帯びる所 魂を揺さぶられる何かを感じられるんでしょうか
さて 写真の山の中から この一枚
名刀というよりは サンマ 太刀魚でしたっけ 刀という字が含まれているのは
刀は 重たいそうですね
それを もちあげるだけでも 力が要ります
館長さんは それを見上げる力があるんだと
これ以上は 考えもつきません
話は変わりますが
秋は いつもどこか淋しいですねえ
ちびまるこちゃんの漫画を読むと
ああ さくらももこさんはいないのか とか
樹木希林さんの映像を見ると
あの顔は もう映像でしか見られないのかとか でも わたしたちは
そんなことを言ったって いつも映像でしか見てなかったじゃない とか
名刀 魂を揺さぶる 魂を揺さぶった人たちとの おわかれ