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東京物語2

スキャン3761.jpeg東京物語2のつづきです。

都会というのは 立派な家とかマンションが多いように思うけど こんな小さなアパートもある。
ここのむかいは 庭もベランダも
そして立派な門もある家。

別に不思議がる必要はないのに
やれやれ そんな顔をして 外に出て自分は腰を伸ばしている。

首輪をしたネコが このアパートのところで 壁に体をすりよせながら 歩いている。 つい うちのネコの気分で 娘がなでる。

息子は今日は仕事でおそくなるという。カギを娘があずかっている。
なんとせまい土間 くつでいっぱいや。 それでも その四角い空間の中に かさたてまである。
100円のかさもあるけど いいのもある。靴の数より多い。
ササッと荷物を入れてササッとあがらないと 2人いっぺんに この土間には 立っていられない。 うすっぺらいテレビが 机の上にある。トイレは ななめにこしかける便座がついていて この家を作った人はその場所を むりやり確保したようだ。
お風呂は一日目はシャワー 二日目にお湯を入れてはいる。

わたしは そういえば 学生時代は学生寮のおおきな風呂 仕事をしていたころも
やはり独身寮の風呂。 
学生のときと仕事をしているときでの一人暮らしが各1年ほどあって 学生のときは大家さんのうちの風呂 仕事をしていたときは お風呂屋さんへ。
こんなに くわしく説明する? 
6畳の部屋とか4畳半の部屋 3畳など。 外トイレとか外洗面所は働いていたときの部屋。なにせ寮は せまくても 外観が立派。一人暮らしのアパートは 内も外もなんだか。 でも 一人でいられるというのは 集団とちがって 気楽なものだ。 自分はおもしろいように この両方を経験している。
兵庫の実家で 高校を卒業するまで べたーっと その家にいた。そこを出てからは
そういう 運命なのだ(笑) 
どこにいても それほど不自由ではなかった。
せまいなりに いいところがあるのだろうか。
こういうところに 来てみると あの時代その時代がでてきたりする。
すっかり忘れたようでも 1年でも 数年でも住んだ所は ゆっくり腰を落ち着けた所だし 住めば都だった。そこを出ると 次の所がそうなる。振り返ってみるとそういう事だった。

それにしても 息子はごはんをしっかり食べてんのやろうか。
一番太った赤ん坊やったのに とてもやせている。男の子はこんなもんかな。
いい嫁さんもらって ご飯しっかり食べてほしいわ。
娘は結婚した。この子は何とか食べている様子。


 

《 2018.09.27 Thu  _  日記(日々) 》