方丈記 鴨長明
すみません すらすらと出てきて
じつは 見える所に貼ってあるんです
行く河の流れは
絶えずして しかも もとの水に あらず
よどみに浮かぶ うたかたは
かつ消え かつ結び
久しくとどまりたる
例なし
*
いえね
こういうのを読むと
「ドアだけのうち」つくってみようかな と
想像というものは ふくらむいっぽうですが
小さくなるいっぽうの 想像っていうのも
むかしにこういう事を考える人は けっこういたと思うんですが
今でも それは同じことで 水害にあったり 地震 火災 戦争
どんなことが あるかもしれませんね
荷物がふえれば 家が大きくなれば
なくすと
たちなおるのが おそくなりそうです
わたしたちは うまれてくるときは 何も持たずにやって来て
死んで行くときも 何も持って行けませんね
その二つの間のときに ふやしたり なくしたりするんですよね