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3枚の写真から

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くしゃみが 三回出ましたよ
いま94歳だったかなあ(ちがうよといわれそうだなあ)しーちゃんのお母さん
いまも こういうことは 材料さえそろえれば やっているそうです
アーサー・ビナードというアメリカの人が「知らなかった 僕らの戦争」という本で
 第二次世界大戦のなかでの軍隊生活や家にいる女性や子供のことを ビナードさんは
高齢の日本人に聞いて まとめています
しーちゃんのお父さんもご戦争に行っていました
お母さんの夫です
もう何年か前に亡くなっていますが わたしのいとこにあたります
ながらく 郵便配達をしていた人で いろんな話を喋る人でしたが
どんな話を奥さんやむすめのしーちゃんにのこし 旅立っていたんでしょうね

8月になると 日本が戦争をしたときの話や 戦後どういうことが負けてしまった国に
まっていたのか そういう話が 毎年 こういった調査もすすんで
日本の戦争だけではなく 世界は戦争をしていたり 内戦があったり
そんななかで 人々は憎しみを強め 反省もし 傷つくということが
よくわかります

そうそう しーちゃんのお母さんの「きめこみ」は息子が6歳ぐらいのとき
美保関に家族で行ったんですが すごいなあと言いました
そこで おばさんは とても喜んで いっしょに 作ろうと言ってくれました
もしかして これは その時の作品かも知れません


「草笛」これも「きめこみ」のときの息子の字です
となりのおばあさんは わたしの母方のおばあさんです 手をハンカチで隠していますが
おまじないでしょうか
とっても大きなおばあさんで 娘である母に「おおきくなるなよ」とよくいったそうです
そのころは おおきいことは 女にとっていい事ではなかったんでしょうね
戦争をくぐり抜けて来た母は そんなに大きくはなかったのですが ん 
でんとしてきもがすわっていましたね

草笛という字に草模様 わたしがやりました
こどもたちは 習字の時間がありましたので たくさんこういうのを持って帰ってきましたよ
わたしは字というのは とくにこうして筆でシンプルに描かれた 素朴な字は
なにか 想像できて 好きなんです

あっ 今気がついたんですが 二番目の写真から 書いていましたね
どうしてかな
一番上の写真は「今でも、わたしは まよい子」
いえね これは何年もまえの 写真です
この絵を見ていたら そう書いてみたくなったんでしょうね 
小さな虫も 描いてる
子どもたちが 泳いでいる絵も 「こんな絵が好きなんです」と言ってくれた人がいて
そういうときは 絵の感想は いろいろだなあと思います
でも ほめられると よしよし この絵にもいいところがあるんだと
そう思います 
 



《 2018.08.21 Tue  _  写真 》