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思いで

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1980年の日記から
母のことが気になっていたんだけど いつも 赤ん坊のそばで添い寝したりして
電話をかけることができなかった。
今日こそはと電話
私が風邪を引いているから もしかして母が引いていたら さびしいだろうなと
気にしていたのだ。
「うん ひいとる。のりちゃんにもらったあめ なめとるんじゃ」
ということだった。ハーブキャンデイとかいうアメを母に2缶おくったことがあるんだけれども それを風邪ひくごとになめてるんだそうだ
こんどは もっと高くて のどに絶対いいアメをさがしてこようと その時すごく思った。
私は どういうわけか気管支が弱い
すぐにせきこむ
なんとかして これを直したいもんだと思うけれども むずかしい

***

1980年といえば 自分が31歳のとき
母は 実家で一人暮らしていたのです 父が亡くなって数年
思えば 遠く離れて暮らしていると 71歳の母のことが 気になるのでした
母の晩年は この信州で 一緒に暮らしましたが その時の娘である私の対応は
けっして そんな優しい感じではありませんでした
母も こんな忙しい所より あの田舎でゆっくりとすごしたかったと くやんでいました
あんなに 母を思う気持ちはどこやらです
 その咳き込む話になりますが それは69歳の今でも なおることはありませんね
いろいろためしてみるのですが
つまり なおらないものもあるんですよね
こんな時代でも
これだけの長いおつきあいですから もう悪友というほかありません

上の絵は どうやらつばめのようですが
《 2018.08.10 Fri  _  思い出 》