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ちょっと涼しい間に
その部屋を 一日 お借りできませんか
まるい テーブルがあれば それもおかりして
そのうえで なにかやりますので
気まぐれでね なにをやるかわかりません
朝 そんな想像を脹らませていると
あの写真を 思い出しました
おじいさんは そこそこ大きな ボストンバッグに
張り子の虎のミニチュアだとか 白ネズミだとか
そこそこつめて 道端で 客を待っているのです
「椅子をお借りできませんか」
おじいさんは 近くの人にたのんでみます
でね 張り子の虎でも 一つだけ 大振りのを
奥の方に おきます
これが 商人
きいろい「ひよこ」もちょっと大振り
それしかなかったのかも
張り子の虎だけでは よくないのです
おじいさんの顔は 陽焼けしています
一日のうち いねむりの時間が かなりあります
あついですからね
それを 考えますと 上のような商売になったってわけです
さて その想像デザインを 実際やってみますか
お客さん つばめが なにやらおしゃべりしながら
とんでます
《 2018.07.11 Wed _ わたしでいいですか？ 》