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困った人は困らない人
アトリエはね
こびとにも 楽しめるようになってるし
手話は つかえないけど 言葉をいっぱい読める ファイルがあると
伝えたいな
目の見えない人には 「このアトリエには たんぽぽや向日葵が咲いているよ」と
云ってみたいな
ほこりのにおいだってするよ
そして 「わたしは 沢山の人の中に入ると とても 落ち着かないの」
そんな看板を たてなきゃ
わたしは 「かまきりが きょろりとしたり カマを動かしたりするのを
見るのが好き なんにもしゃべらないところも いいと思ってます」
こんなことをいうわたしが 実は日本語を声を出して しゃべれることと
そして だまって しゃべらずにいたいと思えば それもできるということを
耳の中ではセミがなき（大好き）夫セイは手でも足でも用件をすまし
たいがいのことは しゃべってくれます 声を出してね
これ
「感謝します ありがとう ついてます」でなくて なんなの？
たくさんの人たちの中で わたしは 「困ったわたし」と思わないで
「わたしは こういう者 なんです」と 背筋を伸ばして 思えるように
なりたいな
上の絵はね わたしのアトリエで たんぽぽや植物が はえているところです
種も どこからかとんできます
雨漏りのする家で
陽が当たって 植物が横並びに みずみずしく きらきらして
育ってたんですから
わたしのアトリエだって
《 2018.05.27 Sun _ わたしでいいですか？ 》