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おじさん ちょっと 描かせて

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突然ですが ゴッホの話をしますね
この 画家は 「ガッシェの像」だとか「郵便配達夫の像」だとか
いろいろな人を 描いています
大阪にいるとき わたしは この画家の そとにでて 景色を描き
人を描く そんなことが 絵を描くうえで とても大事なことだと
ゴッホの画集や ゴッホについて書いてあることを読んで 思いました

で ふっと 思い付いて 農家のおじさんや 田んぼ帰りのおじさん
の スケッチを やらせてもらいました
不意に わたしに声をかけられたおじさんは 当然のことながら
緊張して それでも 描かせてくれました
わたしも はやく描かなきゃと そりゃあ 緊張しましたよ
ぱんとか雑貨を売っている 奥さんも 描きましたね
仕事前に お化粧をしているところとか

こういうことを やってみて 思ったんですが
ゴッホという画家は いくつも こういった人の スケッチをし
色を塗って 完成させています
驚いてしまいます
自画像も たくさんですが 他人に声をかけて 描かせてもらうというのは
わたしは とても緊張しましたので ゴッホは どうだったんだろうかと
ここらへんひとつをとっても ゴッホは 人と かかわることを
すすんでしようとしていたんでしょうかね

その絵を見れば ひとりひとりのことを よくみて描いています
ゴッホは 貴族とか 描いていたかなあ ゴッホの 働いて汗を流している人を描きたいとか そういうことはあったんでしょうけど そういうひとたちのなかにはいって 
肖像を描くのは 緊張もさらにまして やってられませんよね
などと この 自分のスケッチを見ながら こんなことを考えてみるのも
わたしは 好きなんです
スケッチから 色をのせていくのも わたしには なかなか
これはうちに帰ってからやるんですが こどもがいたことと クレパスの方が
使いやすいということで ゴッホのように キャンバスに 油絵の具の厚塗りは
しませんでした
ゴッホの画集なんか見ると 厚塗りして うねってみたいよー なんてこと
よく思いました
油絵の具は 筆を使いますよね それを そのままにしておくと
いけないんでしたよね わたしには なっとうといっしょ
扱いづらいんです
こどものことで 何日も 描かなかったりするんです
そんなとき シンナーのような匂いのする 筆洗いで きれいにしておかないと 
いけません
それでなくても 育児やごはん作りに うまくできないわたしが
そうそう スケッチや クレパスで おしまいにしたのは
情熱も そこまでよ

「自分は画家なんだ」
この思いが 絵を描かせるんでしょうね
わたしも 「画家になりたいです」そう思っている時は やってられたんでしょうね

そんなこんな 画家になりたかったわたしの絵 また見て下さいね


《 2018.04.30 Mon  _   》