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ある日の自画像
「自画像 ４２歳」 NEKO美術館発
このころまでは 何枚かの自画像を描いています。
しわのある自画像も その中には含まれていますが
これは まるでしわなぞありません。
それでも これも自分だと 思います
事実にそって描かなければ気がすまないわたしや
そんなことすいすーいと かわしていける この日
ここに ココ・シャネル ファッションデザイナー パリ、フランス、１９６４年
たばこをはさんだ 彼女の写真は 存在感があります。
いろんな批判に晒されても 知らん顔をしているようなものを この顔の中に感じます。
女には こんな先輩が いる なんてことを 思うのです。
われわれは 何の為に生まれてきたのか 人にさばかれたり するためだけじゃない
彼女は そのことを どこかで解っている人じゃないのかと。
不正とか理不尽だとか こどものときから 知っているという事は
のちの彼女の生き方において 他人に左右される事は無く
無駄な経験じゃなかったのでしょう。
えっ 私の自画像なんかより ココ・シャネルの写真を見たかったって？
《 2018.03.19 Mon _ え 》