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それからよ

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「死について」 NEKO美術館発 2018

テレビをみていたら 橋田壽賀子と池上彰 対談で 「安楽死」について
話をしていました。
もう治らない病気で 苦しくてしょうがないとか痛くてしょうがないといったとき
日本では 死を 自分で選ぶ事はできないんですね。
もし あるとしたら 自殺というのはあるけれども それが 自ら死を選ぶ方法だということは なんだか 哀しいですよね。
橋田壽賀子さんは 92歳 病気をしたり 怪我をしたりが増えてきて そういうものをはねのける力が 減ってきたのだというのです。それに 夫も亡くなり 自分を必要とする人はもういないと。 病気で長患いするより 人に迷惑をかけずに死にたい という。
しかし そう言う場合 自ら死を選ぶことが 日本ではできない と。

池上さんは そうはいっても 橋田さんのそういった死を 悲しむ人たちはいらっしゃいますよ と。
そのうち 安楽死を認めているところがあるのかという話になりました。
スイスで そういう人たちを受け入れる 協会みたいなのがあるそうです。 
一人の希望者の 安楽死 そばで介添えをする人がいて コップに入ってる液体を飲む。
飲んで5分であの世に行けますよとか と言っています。
飲んだ女性は めがまわるわ といって あっというまに眠ったように亡くなる。
これで 見るのは2度目だけど まえのは そうはっきりしていなかったのです。なんか神聖な感じがあったんですが こんどのは とてもリアルというか その短い間の出来事が ショックでした。

68歳の私は この話になると 考える事があります。
自分は 魂は 永久だと思っているんです。どうしてかっていうと 病気の兄のところにあらわれた父母が(既に亡くなっている)畑で もう こっちへきたらどうや といったそうで。 そのとき 父母は あの世でも畑をしてるのかと あの世にはこの世に似た世界があって わたしたちが あっちへ行くとなると 畑で待っていてくれてるのかと。
そう考えてしまうのです。人に迷惑をかけながら生きるのも困るかもしれないけど
問題はそれからよ 死んでから そう思うのですが。

ファイルを読み返してNEKO美術館にアップしたり じっとこんな風に座ってパタパタやったりしていたら 「このおうちゃくもん!」って 親に 畑に引っ張り出されるんじゃないかなって。そうなると...
池上さんが 橋田さんはよく生きられたから 安楽死を考えられるんですね と 言ってたと思いますね。 
この世って 戦争の話とか 事件とか いいとこないよなあ と 早くこんな世の中から脱出したいなあ と思う事もありますけど こんどは 脱出したあとのことを 考えるのでした。
この世の中を変えるのは あなたよ という話もあるしね。
その前に あとかたずけをしなくちゃだめよ
 

《 2018.03.19 Mon  _  日記(日々) 》