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水木さーん

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「水木しげるのこと」 NEKO美術館発

自分のファイルには 新聞の切り抜きも入っています。
朝日新聞「いつもそばに、本が」というところに 水木しげるの これは中学3年の頃の写真ですね。わたしはこの写真を見て うでもちゃんとあるね と思ったことでした。
水木さんは 戦争で 片腕をなくしているからです。 境港でしたね出身は。美保関は母の故郷 境港を通って それから船で行きます。 海の中を水中眼鏡で見ると 本当にきれいで 魚が泳いでいます。
ここには「小さな人魚姫」アンデルセンを彼は読んでいたんですね。グリムも読んでいますね。 昆虫採集にしても 虫になった気分で虫の世界なんかを想像したと書いてあります。虫と会話をしたと思い込み「天昆界童画集」と名づけた巻物まで作っています。 夜は昆虫はどうしてるかと懐中電灯を持って探しまわったり。
夢の世界みたいなものが 現実の虫の世界にあるということを発見した? そうなんですね。なんか こんなに熱中できるなんて 実行熱中人ですよね このかたは。そういう人が東南アジアのどこでしたっけ 珍しい昆虫のいるところで 戦時中 危険なめに遭いながらも 楽しんでるようにも。
目をつぶって こんな人もいたんやなあ と 思うんです。

どんな巻物なのかなあ。
このファイルの左側に わたしの絵。 布に描いたんですけど この絵はなんか 結果 戦争中に お腹をすかせた兵隊さんが 歩いているような絵になったのを おぼえています。
この水木さんの話と 並んでいたので こうしてつながったような気がしています。
この絵のタイトルはね「命は一つ」と書いているんです。 結構意味深なタイトルですけどこれは子供の絵をまねているうちに できたのかもしれません。かにかにマンとか。

水木さんの生前のすがたを拝見しますと 美保関にも こういう漁師さんとかいたよなあと親しみをおぼえます。あっ手を振ってくれてる 水木さん。想像ですよー
《 2018.02.24 Sat  _  これくしょん 》