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自分の足もとに転がっていた

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「ふくろの中に のこしてた もの」 NEKO美術館発

しばらくホームページをおやすみすることになりそうです。
その間に いままでためこんできた ふくろのなかみを のぞいてみようかなと。
パソコンのうえに 布やそのものたちをおいてみる こころみ(そんなえらいもんかね)。で おいてみると みんな 平等に 存在感がある。
それでも 捨てるものもあるだろうと 選ぶ体制になると それぞれが いつものように
光る。
これは1989 荒川眞一郎というデザイナーの インタビュー
どこかのファッション紙から けずりとっている
1)パリに住むことになったきっかけと期間。
ー1989〜2000年くらい。空気感が好きだったのですが、偶然たどり着いたといった感じです。
2)渡仏前に持っていた、パリのイメージとは?
ー美しい街。東京で食べるフランスパンと、ゴダールの映画。
3)住んでいたカルチェは?
ー19区、ベルヴィル界隈。住んでいた人たちと、その街の空気が好きだったから。
4)パリで一番好きな場所と季節、時間。
ーベルヴィル公園。季節はいつでも。どんな時間でも。
5)スタッフや協力者はどうやって探しました?
ーいろいろな出会いから。
6)パリで最も影響を受けた人は?
ー出会った全ての人々。
7)モードをやる上でフランス人にはかなわないと思うこと。
ー勝負意識で服を作ったことがありません。
8)とてもつらかったこととは?
ーいい思い出は思い出せるが、悪い事は思い出せない。
9)パリに住んで、変わったこと。
ー日本と自分自身を改めて見直すことができた。
10)パリに住んでフランス人観は変わった?
ー変わりました。というよりも、現実を見ただけです。
11)フランス人とのコミュニケーションで、大事な事は何?
ー自分の意思をはっきり伝えること。
12)住んでわかった、パリの本当の魅力とは?
ー格好悪い事と格好いいことがそれほど違わない。
13)あなたにとって、パリとは何ですか?
ー中枢神経のための、応接間のいす。
14)パリ行きを計画しているクリエーターにアドバイスを。
ーパリは遠いけれど、行くことによって自分の足もとに転がっていた何かが見えてくるかもしれません。


《 2017.11.22 Wed  _  これくしょん 》