「生きるとは自分の物語を作ること」 考える 新潮社 2008
河合隼雄 小川洋子 対談 つづき
河合 それが大成功して、キリスト教世界が特に二十世紀の文明をリードした。
小川 日本だと熊が神様だったりするわけですものね。動物が神様だったり、鹿の中にも仏心があったり。そういう混沌とした状態を、日本人は平気で受け入れることが出来る。
河合 そのままで受け入れて、生死の境も薄い。あっちに行った人もお盆とかによく帰って来るしね。
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「外」だけを「観察」している。
おそらくキリスト教以外からは出て来ないんじゃないか。
このことが二十世紀の文明をリードした。
上は まえの 河合さんの話ですが 私は わからないまま 次にいきましたね。
そして次です。
日本だと熊が神様だったり 鹿の中にも仏心があったり。
こういう混沌とした状態を、日本人は平気で受け入れることが出来る。
そうなんですね。で 人間は生きものの中にあると言われている「魂のレベル」が
一番高いとは とうてい思われません。これは混沌とした状態なの?
人間にとって 熊はこわいこともあるのですが ずっと変わらないのはこういう動物たちのいとなみ。その命を奪う時は 人は手を合わせる 死んだ人に対しても手を合わせる
それは どこにでもあることだと思うんだけど。そこで相手に神をみる。
キリスト教では 神は 一つなの?
でも この話は 私がまだ よくわかっていないからでしょうね。
読んでいくうちに わかるかもしれません。
みなさんはどうですか