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けったいなアメリカ人

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「けったいなアメリカ人」米谷ふみ子著 集英社

ミラー、メイラー会談傍聴記 つづき

 玄関のホールから真直ぐ廊下を通り、台所の横を通ってデン(団欒の間)に出る。デンには大きなガラスの引き戸ついていて、そこからプールのある庭に出られるようになっていた。デンの中央に見覚えのあるピンポン台が置いてある。そう、テレヴィでしばしばヘンリー・ミラーがピンポンをしているのを見たことがあった。デンの壁一面、天井まで世界各国の音楽会や芝居、美術展のポスターがベタベタ貼られている。青いカーテンと少しも調和していない。食堂には、壁かけと奇麗な絵画溢れていた。食堂を通り過ぎて居間に入る。大きな電動タイプライターが仕事机の上に、そして、テーブルにはフランス語の雑誌や本が一面に置いてあり、暖炉は日本のちいさい屏風で囲われていた。功成り名遂げた人にしてはきどった所が全く無く、質素そのものである。私はその場に佇みながら、ヘンリー・ミラーの過去を探っていた。

***

ヘンリー・ミラーの室内の様子が書いてありますね。
室内の様子から ミラーはきどった所のない人なんだと。
このところ ピンポン 日本勢強いですね。 このピンポンというのは
老人でも 充分楽しめるスポーツなんですね。
「良子ねえさん やってますか〜」いえね 義姉さんは68歳位です。私と同じ。すぐ上の兄はもう亡くなりましたが 奥さんです。
ミラーはいつごろからこのピンポンをやっていたんでしょうかね。

で うえの私の模写 セザンヌの模写です。わたしはいいかげんなところがありまして
模写をしているうちに 横にそれてしまいます。
ところで この絵の中のふたりは 対談をしてもピンポンをしてもいいんじゃないですか? 冗談ですよー
《 2017.06.08 Thu  _  1ぺーじ 》