父の「地誌についての珍寄録」五之一組
フムフムという魚 ワイキキの珍魚らしいですね。名前と顔付が妙にあっていていいですね)
父のペンで書いている字は漢字とカタカナです。
ここにはありませんが「尾の杉」という魚 なかに埋めてチンと立っている魚がいていかにも呑気で格好よしです。そういうふうにもかいてあります。まるで父はホノルルに行って来たようですが そんな話は一度も聞いた事がありませんでした。生前父とこういうノートをはさんで いろんなことを聞いておけばよかったのですが 兄に話していたかもわかりませんから 聞いておかなくてはね。この魚の絵は父の手によるものなのか それとも雑誌の切り抜きなのか そういうのも知りたかったのです。
むかって左側の植物はナイト ブルーミング フラワー(夜咲草)
夜だけ咲く草花 花の大きさは牡丹の花程 布()特有のもの これは父のスケッチです。
カタカナも漢字も目で追っていただけでは読みにくいんですね私は。漢字と仮名に打ち変えて(笑)魚もヒナレア とかカラ キヒキヒ アキロなどワイキキとかタヒチの感じがしますね。
これはきっと父の絵だと思うとうれしくなります。だからそういうことにしておこうと思います。
先祖のみなさん おかえりなさい