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ピタゴラス

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そのなまえにいつもふりむく  NEKO美術館発

それは ピタゴラス ここではピュタゴラスと書いてありますね
ゴッホはゴーグ ほかにも だいぶ前の本では わたしが聞いて来た名前とはちがうのは
どうしてかわかりませんが よくあります。だから驚かないところが ちょっと古今の本を読んで来た証でしょ ちょっといばってみようかな。

ピタゴラスといえば 恐竜の名前じゃないですよ。もう忘れてるんですが大分昔の学者です。数学者かしら これもあやしいですね。「ピタゴラスの定理」はさいしょエジプトで農業をする時に 用いられた測量法なんです。これもあやしい。それが後にピタゴラスによって定理、つまり学問としてとりあげられたのです。
川勝先生 助けて!すこしはあってますか?
この川勝先生と「道草」という本を書いたええっと夏目漱石じゃないんです、ちょっとその本を探して来なくちゃ(アトリエにさがしにいってきます)
あったあった 塩原恒一郎さん そして内蔵の病気がわかった末の息子 この三者をむすぶ二等辺三角形が不思議な出会いを巻き起こす そんな話なんですけど。

川勝先生に息子は診ていただきました。塩原恒一郎さんはやはりお医者さんでしたがすでに亡くなっていました。ともにピタゴラスの定理についてはかなりの関心がありました。ところが 息子はピタゴラスのぴも知りませんでした。少しだけ知っていたのはつきそいできたわたし。スーパーに古本の出店があって そこで100円で買ったのが「道草」だったのです。出版されたのは1982年 編集は笠井秀郎といって私も会ったことのある芸術家です。
その本の中に「ピタゴラスの定理百解」というのがあるのです。この本は塩原さんの自叙伝なのですが これも塩原さんを突き動かした定理だとすれば ユニークですが自叙伝の一部だと考えても。

ピタゴラスという人は 不思議な出来事についても 書いています。
川勝先生は そんなことはあまり信じない人かも知れませんね 想像するに。川勝先生そうなんですか?塩原さんはこの本の中で 不思議だったことを少し書いています。
息子はあえてあげるとしたらその頃 紙に絵を書いて立体にできたんです。ぱかっと絵を左右くっつけたらね。 数学は苦手ですよ。図形に関してだけいい点をとったので驚いたことがありました。関係ないかな。

ところがその後 いろんな偶然が起こったりして 私はピタゴラスのことを知りたいと思いましたし 不思議なことが起こると 川勝先生にしばらくハガキで報告していましたね。「面白いお母さんですね」といわれましたが こういうことが起こると うれしくなってくるんですね 自信もつくようでね。

そういうわけで じつは漫画にもピタゴラスの定理というのがあるし さがせばピタゴラスって 今でもたまにでてきます。ピタゴラスのことは忘れられていないんですね。あのころの熱は冷めましたよ。でもこうして機会があれば 思い出します。

酒見賢一さんの本 あの頃読んだと思うんだけどな

川勝先生 笠井さんご無沙汰してます お元気ですか
《 2016.07.07 Thu  _  思い出 》