NEKO美術館 成瀬憲子

植物図鑑　　NEKO美術館発

信州に来た時　植物が多いから　植物図鑑をつくろうと思った

それで　知り合いのむらきさんやええっとこくぼさんに　いろんな植物の名前と実物をみせてもらった。こしあぶら　たらのめ　ぎょうじゃにんにく　こういうのは後で食べられる。しゃりしゃりしたり　みそがあったり。

こくぼさんの庭には　一冊分の押し植物ができるぐらいいろんなのがあった。こんなにたくさんの植物があるのか。

数年して　「あんなにさわいでたのに？」というくらい　熱が冷めた。学生時代からの友達の和子と同じ。この間の手紙にそういうようなことが書いてあったのです。

だから「熱中しては冷めて」を６７歳まで繰り返して来たという訳です。

あっ　これは言い過ぎよ　生きることは続いてるし　ほかにもあります。

「のびる」をみると　土の下に丸い球根があるのを覚えています。

「へびいちご」は食べてはいけない　「梅の青いの」が落ちてても食べてはいけない　これは子どもの時覚えました。へびはこのいちごとどう関係するのかしら。これはこどものとき思いました。