who am ?I

PAGE TOP

  • 05
  • 30

フランク

音楽と文化 河上徹太郎 昭和13年 創元社

フランクの話は この音楽家をよく知らないだけに ふあーっとあくびがでるのみです。
授業中よくあった 自分の思い出です。
 さて そんなことを言っても始まらないので フランクという人がどこでうまれ家族はどうだったのか そこのところを 打ってみようかな。

フランク

 セザール・フランクは1822年ベルギーのリエーヂで生まれた。フランクの生涯及び作品については、彼の高弟で自ら優れた作曲家でありフランクの創めた正統フランス近代楽派の王城をついだ巨匠である所のヴァンサン・ダンディが一冊の著書で詳しく論じているが、この書は師を崇拝する狂熱に駆られて大げさな言葉に満ちてるとはいえ、同時に他書に見られぬフランクの風貌の細部をわれわれに伝えてくれるものがあるのである。

ダンディはその「フランク論」の冒頭でふたつのことを強調するのを忘れない。すなわち一は、1822年はベートーヴェンがその晩年の不朽の名作「ミサ・ソレムニス」の筆を擱いた(おいた)年であって、この崇高な宗教芸術とシンフォニーの大家の後を継ぐ者がフランクということであり、その二はリエーヂがベルギー領であるとはいえその他がいかにフランス人的な土地で、フランクというあまりフランス人らしくない綴りも正当にフランス人の血統を引いているということの証明である。

この二つとも第三者から見るとややこじつけの得手勝手に見えるけれど、以下ダンディが強調せんとするフランクの音楽家的特質について必要な前提であることは考えねばならない。

*** 

ふーっ ベートヴェンの後を継いだのがこのフランクだということだけ わかりましたよ。次の所ですこしはわかるかな

さいならさいなら
《 2016.05.30 Mon  _  1ぺーじ 》