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木の下で

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栗の木の下で  NEKO美術館発

現代民話は松谷さんの死生観にも
影響を与えたという。
20代半ばで左肺を切除
その後遺症による背中の痛みに長年悩まされてきた。
さらに気管支ぜんそく メニエール病 紫斑病に
座骨神経痛 3年前には癌の手術。
つねに病と向き合う日々。
「40代後半頃かな、死ぬのがとても怖かった
時期があって。でも民話を集めていると臨死体験の話が
本当に多くてね。聞いているうちに私の恐怖感もだんだん
和らいできたの。私自身は、夢もあんまり見ないし、
不思議な出来事とは縁がないんだけど。」
(KU:neL 2005 1.1 現代民話の語り部、松谷みよ子に聞く)

***

松谷みよ子さんは亡くなられたと思うが そう何年も前のことじゃないと思う。
写真で見る姿や顔はゆっくり年を重ねられた 健康そうな女性だと思っていた。
しかしこの病歴はどうだろう びっくりしてしまう。

「栗の木の下で」はわたしが栗の木の下で見つけたネコを数枚とっている。
木の下でちょこんとすわっていたり 走り抜けたり 栗の木は大きかった
ネコは小さかった。栗の木もネコがそこにいるだけで 堂々とじっとたって
いるようだったな。

松谷みよ子さんの話とどう関係するのかって?

さいならさいなら
《 2016.03.28 Mon  _  写真 》