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ねこでいいですか
『ねこでいいですか』NEKO美術館発
ねこはね 死ぬとき姿をかくすというでしょ
うちねこですから 台所の ものかげやすみっこに
行こうとしてましたよ
そのうえ 久しぶりに わたしのひざのうえに
足をかけてね
「このねこは わたしたちとお別れをしようと
思ったのかしら」とね
目も空ろだし
「お父さん（夫せい）R（息子）呼んできて
わたしは涙ながらに叫ぶと
Rがとんできた
「むらちゃん 死なんとってな」「ありがとうな」
わたしたちはさんざん 別れの言葉をいったの
そこでがくっとくるのが テレビドラマなんだけど
がくっとこなかった
いまもソファでRとねこはすやすやねむっている
また このねこのおもらしの 世話かい？
これが何度目かの「むらちゃん死なんとって」
こんなこともあったなあ
あちらにいったねこに 話しかけることに
する
高木さんの野良猫の話は とても感動しました
家の猫は年を取ると 外にでて 鳥をとってくることも
なくなり うちのなかで それなりにいこごちのいいところを
見つけて 昼寝したりしていました
食べ物は用意されてるし そんなくらしでした
気兼ねするより どんなことがあっても すりすりします
幸せはどこにある？ それは 人間がきめることで
ねこは それに従うだけ
おむつだって なんだって お好きなように
今になって 動物を飼うことは「ねこでいいですか」
でよかったのかなあ と人だから考えてるところです
たとえば「ねこです」とか
でもあのシロギスって犬「クウン、クウン」でたいがいのことは
済ますんですよね 「はい、はい」てな感じで
ある意味適当で お笑いにでも使いたいくらい
「はいはい」
《 2016.01.09 Sat _ １ぺーじ 》