しーちゃんからのおたよりの続きです。
Nさん（夫のこと）は元気ですね。テレビに映っていましたか。
このごろ 私の家の上に爆音が落ちてきます。
ここも基地の場所です。た対岸に美保基地が有るので
飛行ルートになってると思います。
ちょうど良い目印に半島の先端があると思います。
灯台にいたとき そこからパイロットの顔まで見えて
びっくりしたのと 不気味に思えたら身を伏せたくなる感じ
いやな気分でした。
飛行機の音とともに あのときのこと 思い出します。
なかなか慣れないことです。
書きだすととまらなくなります。いいかげんで おしまいにね
さようなら
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しーちゃんおたよりの続き 今回はこれでおしまいですね。
ブリーダーとおいていかれた犬のはなしは書きませんでしたが
このはなしのさいごにある 「何事もなかったように暮らすところです」
この言葉が なんか余韻があって 海辺や畑が見えてきて そこの場所を
言い当てているようで しーちゃんはときに作家ですよね。
灯台から見えた飛行機のパイロットの姿。これはいつごろのことかしら。
第二次世界大戦の時 神戸大空襲にあった母が云ってたことを思い出しています。
「飛行機も私らをばかにしてなあ すぐ近くまで下りてきて操縦士のすがたがよーみえてなあ。めがけてうってくるんじゃで」母や逃げまわった人たちは 多くが亡くなり 母は生きていました。
「不気味に思えたら 身を伏せたくなる感じ」わかるようです。
おたよりまってますよ