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おたより

Fさんからのおたよりです。2015年6月


 河上徹太郎さんって、有名な人かもしれない。うん。有名で権威のある人かもしれない。そういうことを知らないぼくには、力を入れて「ショパンは純粋に音楽的である」とか「結局私はショパンがバッハと現代音楽をつなぐ重要な橋であることを、十分主張したいのである。」とか書いている河上さんがかわいらしくみえる。かわいい人がいいですね。すごくショパンが好きなことが伝わってきますね。ショパンをちゃんと聴こうという気にさせられます。
 それに、「しかし弱いけど、まんまるい純粋な音だった。彼自身大きな聴衆の前でリストのような絢爛な効果を出すことの出来ないことを知っていて、好んで親しい人たちの小さなグループの中で演奏した。」のところいいなあ。
 そうだよな、親しい小さな人のグループの中で良さの出る音楽ってあるもんな。これって、絵でも詩でも言えると思う。いいこと読んだと我田引水しました。

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Fさんおたよりありがとうございます。
我田引水は「がでんいんすい」と読むんですね(笑)ショパンはまんまるい純粋な音を親しい人たちの小さなグループの中で演奏したんですね。そうか いいですねえ。
Fさんも 自分にあった あんまり緊張せんでもええような 場所や人の集まりを見つけてくださいね。 
私は「ここで動かずじっとして作品を人に見せていく方法」が つまりこのホームページですよ。自分を無理なく出せるからです。長い間かけて こういうことをさぐっていくのも ええもんですよ。それと 自分のやったことをいろいろ聞いてくれて いろいろ云ってくれる人に出会うこと。少なくてもいいから。
ここに来てくださってるみなさん 私にいろいろいってくださってありがとうございます。 ほめてね。(また付け加えてしもた)

亡くなった松本全廣さんも私のペラペラポン(ちゃいますよぺらぽんです)を「面白い、おもしろい、オモシロい」と2時間位ずっとガルガ(松本の画廊喫茶 画集を作ってもらいました)の2階で見てくださったそうですね。生前一度お逢いしていたのですが「もじもじしたままで」よく話せませんでした。よくあるんですよ。おしかったなあ。でも全廣さんも「もじもじ」してられたようなんですが。

FさんのCD「ドシンとブカンとドボン」アマゾンでソールドアウトだとか夫せいがいってました。なぬ?ヒットしたの。松本全廣さんの20代の頃のオブジェがCDのジャケットなんですね。ふむ 見たい。

おたよりおまちしてます




《 2015.06.07 Sun  _  ちまたの芸術論 》