『ねこでいいですか』 NEKO美術館発です。
これはねこのハルキ嬢が突然死んでしまったときのことです。
この兄妹は仲がいいというか 悪いというか いつも喧嘩しているみたいでした。でもくっついてねていましたよ。
人間の私はねこのムラカミ記者はハルキ嬢がいなくなって がっくりきてるだろうなと思っていましたが そんなそぶりはなかったようです。 いつものようにごはんを食べてねて。もしかして 人間にはわからないところで ハルキ嬢は いつもムラカミ記者のところにきていたのかも なんてね。
そんなムラカミ記者も21歳で死んでしまいました。「ねえ、足跡がいっぱいのこってるよ。ここにまだいるのかなあ」とわたしが夫せいに言いますと「足跡はなかなかとれないんだよ。ごしごし」というこたえでした。ごしごしは夫が掃除する音です。
息子がムラカミ記者の夢を見たそうです。
「ムラカミのねはんぞう」と言いました。「ねはんぞうってなにだっけ?」と私がききますと、「ほらおしゃかさまの」と。「せなかのこぶはとれてた?」と聞きますと「うん」
と。「そうか やっぱりな むこうにいくと きれいな若者になるんだって」なんてことを私は言ったことでした。
さいならさいなら