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おたより


憲子はん


 今頃はもう一仕事終えて、何してはるんですか?

 

  『即席百人芸}のキートンは、バスター・キートンらしいです。

 以下、我が夫セイの情報です。

 『即席百人芸』はサイレント映画で、ニコニコ大会とは、戦前から昭和30年代まで短編喜劇映画のプログラムだったそうです。神社や空き地などで上映していたらしいです。

 そういえば、私も昔、学校の運動場で映画を観たことがあります。

 学校の講堂で観たので一番鮮烈で覚えているのは、『愛と死を見つめて』。あの吉永小百合さんの映画です。なんで、あんな悲しい恋愛ものを小学低学年に見せたのでしょうね?


 植草さんも、小さい頃、空き地で『即席百人芸』を観たんでしょうかね?キートンが言われたその場で何かの芸をするのでしょうか?誰かの真似?いずれにしても、面白そう!


 最近の夫セイの大好きなジャック・タチもチャップリンよりキートンに近いそうです。そういえば、植草さんの中にも『ぼくの伯父さん』が出てきましたね。観たのかな?


 ジャズに感じるユーモア、植草さんはきっと帽子も斜めに被っていたのでしょうね。


 この頃、我が家は毎日、『ぼくの伯父さん』のCDが流れています。


 ほな、さいなら。See you next time!


露覇主より



  *

露覇主さんおたよりありがとうございます。

近くのスーパーで「すいかのタネ」というのを買いまして食べています。店員さんはすいかのタネっていったんですけど、こんな大きなタネ、すいかにあったかなあと、思っているところです。塩味でまあまあなんですけど。


 露覇主さんの夫せいさまは元東京人でしたね。そして映画好きの歴史は長そうですよね。おそれいります。『即席百人芸』のキートンは、バスター・キートンですか。サイレント映画ですか、弁士はどなたがなさってたんですか? ニコニコ大会は神社や空き地で上演。そうか弁士さんがついてくるわけないですよね。そういう場合は字幕入りでしょうか。 わたしたちが子どものころ近くのお寺や神社で見たのは、あれはなんだったのかなあ。ちょー寒くて、お父ちゃんがわたしをだっこして、2人でふるえながらみたのを覚えています。学校からは友達のお父さんがやってる映画館に(もぎりのお姉さんは友達のお姉さん)行って見ましたよ。『愛と死をみつめて』見ましたが、学校からだったかは定かではありませんが。東京や大阪に住んでいる人たちと、田舎の場合とは映画事情はだいぶちがいますね。映画館まで歩いて行くのは大変でした。電車も車もないですからね。


植草甚一さんは明治41年生まれ、父と同い年でしたが、あの頃は大正時代から昭和、戦争になってボロボロになるまでは、はけっこう文化的に豊かだったんじゃないでしょうかね。


夫せいさんのお好きなジャック・タチ、その俳優さんは知りません。(キートンだって)

喜劇役者ですか? チャップリン笑いましたよいつも。ちょっとしんみりもして。


わたしは今頃の和風でいくと(料理じゃないんですが)樹木希林が好きなんですが、あの役者さんは喜劇のことをどういうふうに思っているのか、聞いてみたいところです。


植草甚一のファッションは少し本で見かけましたけど、夫せいさまが電車で見かけられたときはいかがでしたか? オーラのほかにどんなファッションだったのでしょう。


『ぼくの伯父さん』忌野清志郎ですか?


ほな、おたよりおまちもうしあげます!

《 2015.01.28 Wed  _  ちまたの芸術論 》