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円空仏もどき

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のりばあ(N) おはようと元気よく言うには
ちょきちょき鳥(T) まだ薄暗い
(N) ムラカミ記者は鳴き続け、雨の音がする
(T) まあ、そんな朝
(N) さてと、この作品はですねえ、
(T) 灌木とのりばあの絵、セットで
(N) 「円空に憧れた時の思い出」といきますか
(T) 円空といえば、井原西鶴のころ、江戸時代、多くの木喰をつくりながら
(N) 日本各地をまわった遊行の僧あるいは聖と呼ばれる行者だったという
(T) そのときに仏を彫ったんですね、円空仏
(N) あるものは、寺のかたすみにころがっており、こどもたちがそれを持って遊んだり
(T) なにせたくさんのこされているらしい
(N) 円空はこれらの仏をつくることで、村人たちの平安を祈りたいと思い、つくることが自分の修行ともなっていたわけで
(T) 二万体造仏の大願をたてていたというからすごいね
(N) この円空の仏像はときには野良仕事をしているおばあちゃんのようだったり
(T) わらっていたり
(N) わたしはこの生年月日さえ定かではない僧のことが好きなのよ
(T) だからのりばあもたくさん描いたの?
(N) ん・・そう考えると元気が出てくるわねえ
(T) 信仰は?
(N) たいしてないんだけどね
(T) 多いことはええことだ
(N) そういうことにしとこう

《 2014.10.13 Mon  _  オブジェ 》