2020.02.25
【春夏アイテム】白シャツ text: Kanae
これ、私ですねん。恥ずかしいですね〜
店舗さん、バイヤーさんへの参考資料用に写っているのですが、「モデル」といってしまうと本業の方に大変失礼に当たるので、この時ばかりは
atelie naruseデザイナー・成瀬さんのお手伝いだと自覚してカメラの前に立たせて頂いております。
成瀬さんとは10年以上のお付き合いになるお友達。
私は普段、主婦であり、ライターとしても活動をしているのですが、彼女の活躍をいつも側で見ていると、彼女のこだわり部分が色々気になってきて…
「atelier naruse」について根掘り葉掘りと
聞いた、感じたお話をこちらのページでご紹介していきたいなと思いました。そして勝手ながらご購入するときのご参考になればいいな〜と。
ヘイ!みんなぁ〜、私についてきて〜!!
今回の記事は、
【リネン スタンダード シャツ】
17,000円(税抜)について。
ワンサイズ(38サイズ)のみの展開だったのが、
今回の春夏シーズンから「3サイズ」が登場!
今までの38サイズ(M)に加え、
40サイズ(L)/42サイズ(LL)の2サイズが加わり、ユニセックス(男女兼用)としてバージョンアップ。幅広く選べるようになりました。
※上写真のモデル(167cm)着用は38サイズ
男性が着用するとこんなイメージ。
42サイズ(LL)がメンズでいう
「Sサイズ」だそうです。
この写真の方は、atelier naruseの母体、㈱ボクラの代表取締役。じつは「メンズサイズも欲しい」という社長の鶴の一声で3サイズが登場したのだとか。
ヨッ!権力者!!
「atelie naruseの白シャツは、
他のブランドとどう違うの?」
って、気になりません?
白シャツって定番の形ですし、みんな同じでしょ?
さらに値段も安ければそりゃいいでしょうよ。
で、思い切って聞いてみたんですよ。
atelie naruseデザイナー・成瀬さんいわく
「そのシャツが放つ“香るもの”がやっぱ違う」って。
シャツが…カオル ダッテ?
ちょっと何言ってるかわからない
(サンドウィッチマン富澤たけしだよ)
atelier naruseの白シャツは、
一見シンプルなデザインだからこそ、
ステッチをどこに入れるのか、
または省くのか…
ディテールにこだわっているのだそう。
長年着用できるよう、丁寧で丈夫な縫製にこだわり、「折り伏せ縫い」を採用。そうすることで、表側はもちろん、裏側の縫い代もスッキリときれいに仕上がり、見た目もエレガントな印象に。
atelier naruseの白シャツが目指すのは
「凛とした清潔感」という香り。
その香りを漂わせるために、
・胸ポケットの袋口、前立て、ヨーク表側の
無駄なステッチをなくして、清涼感ある雰囲気に
・自然光で艶っぽく輝く貝ボタンを使用
・袖部分はタックを施してマニッシュに
・背中部分には、あえて“ギャザー”仕様に
ほかにも、布地は国内で製織や染色整理加工をしたJAPAN LINENの60番手のリネン生地を使用しているためとっても上質。
ブランドネーム(背中部分に縫い付けてるタグといえばわかるかしら)も日本で1台(!)しか残っていないシャトル織機で作られたんだって。
なるほど…スタンダードでシンプルだからこそ、
成瀬さんのこだわりがいっぱい詰め込まれていた!
モデルの高井さん、まあやさんが着用する
コーディネートもぜひご参考に。
今後もこのような内容でatelie naruseのアイテムを
深く堀りさげていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
text:Kanae
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ルポライター。子育て、健康ネタなど
衣・食・住にまつわる気になったものは
なんでもかんでも首を突っ込まずには
いられない性分。