号外:Kanaeのこと。

(※こちらの原稿は、2020年2月27日に投稿をしようとしたらば、思いのほか長文になってしまい、これは嫌われちゃう、え、嫌われるの嫌だ、ということで、号外としてこの『日記、猫か夫か』に掲載をしたものになります)

こんばんは。

代表の早川です。

みぞれまじり、粉雪まじり。風がびゅうと吹いて、私の帽子はぶわっと飛んで、ついでに私の髪の毛も湯浅弁護士のようにぶわっとなって、さきほどの夕方には目の前の商業ビルから2本の虹がにょきにょきと生えている姿までお目見えしたおかしなお天気のきょう。みなさん、どんな一日でしたでしょうか。

先日に成瀬文子さんのインスタでも紹介していましたが、アトリエナルセのホームページ内にあるブログ『もっと服のハナシ』が更新されております。で、今回。その内容はもとより、「誰が書いているんですか」「"かなえ"に書いてもらっているんだよ」、というのが何よりのトピックでございます。

そんな、"かなえ"とは。彼女は私たち夫婦のくされ縁とでもいいましょうか、もうかれこれ 20 年の付き合いになろうとしている友人夫婦の奥さんのほう、です。彼、彼女はこれまで出版関連のお仕事をずっとしてきた夫婦。現在の"かなえ"はフリーランスのライターとしてお仕事をされておりますが、写真をご覧いただければ「ああ!」とわかっていただける方もいらっしゃるかもしれません。そう、"かなえ"はアトリエナルセではモデルとしても登場をしてもらっている女史であります。

一方、のんびりな会よろしく、否、のんびりにもほどがあったブログ『もっと服のハナシ』は、せっかくコーナーとしてつくったにもかかわらずなかなか手がつけられないまま。私と成瀬文子さんのあいだで「ヘイッ」「ヘイッ」と"執筆"という名のラグビーボールをパスし合うこと約一年。すっかり疲れ切った私たちのなかに、ほぼ同時に思い浮かんだ笑顔の主こそがそう、"かなえ"。

とはいえ、「かなえ、ヘイッ!」とボールをパスしても相手は友達である前にプロですから、なかばダメ元にてお願いをしましたところ、「たのしそうやない。ええがよ(注:かなえは高知出身)」と快くお引き受けいただいた、ということであります。

また、当初はですね。「書きたいこと、なに書いてもらっていいでやんすから」とお願いをしていたのですが、「いやいや、『もっと服のハナシ』ながやろ? ほな、服のことを書かんとあかんき(注:かなえは高知が大好き)」と今回はアトリエナルセのシャツのことを書いてもらっています。

ちなみに、記事にて掲載されている写真は展示会時に取扱店さんだけに見ていただく資料用なのですが、そこには自分史上最大にかっこをつけた私も掲載されておりましたので、「私のことをもっといじってもらえないでしょうか」と自意識過剰なご意見を申し上げましたところ「誰もそんなこと気にせんき(注:これでもかなえは関西在住約15年)」とおっしゃっていたことも追記させていただきます。

ともあれ。『もっと服のハナシ』。ぜひ、ご一読ください。そして、いつか、"かなえ"、いや、"Kanae"のパーソナルな原稿も読みたいなあ、なんて個人的には強く願っていますので、みなさま、ぜひご感想などありましたらお寄せいただき、"かなえ"、いや、"Kanae"の機嫌をほくほくにしていただけたらなあ、なんて思います。

いつも、ありがとうございます。

atelier naruse 早川より

(※はい。というわけでInstagramに掲載するはずだった原稿の転載、でございました。ご一読、ありがとうございました)