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はちはぶぶんてきにえらい

スキャン4728.jpegきのうのひろいものは
はちのすです
ぽろんとおちていて よくあることなので そのままにしていました
「明日の友」という本が我が家にはありまして わたしはそのなかの連載で「わたしの・すきな・もの」
という生物学者の福岡伸一さんのページが好きなんです
そこに「ハチの巣」というのがありまして(連載53) それを読んだ跡 落ちているハチの巣を
もちこんで
しっかりながめてみようと 今ながめているというわけなんです
まず巣の 和紙のような軽い感触 でもかなり丈夫に作ってある
そこのところ
うすくてじょうぶなものをつくれる 技術者に感心
その材料は樹皮の繊維などを食いちぎっては運び、そこに自分の唾液(ここには接着性のある
タンパク質が含まれている)をまぜて巣を作る
その過程を 見ていない そこがいかんやん いつどこでやってるのん はるさきね
けっこう手間がかかるんとちゃう?
なんと
ハチの巣が六角形の集合なのは、それがもっとも合理的な間取りの造形法だからである
合理的 なんと
複雑に見えるものが、実は一番簡単なのだった
そうなんだ
それに六角形の集合体は縦横から圧がかかっても、しっかり持ちこたえることができる
四角形の集合体は押しつぶし圧に弱い
へー
巣を支える柄の部分 黒く固い樹枝で作られており、それが壁に、同じ黒い樹枝でピタリと
貼り付けられていた。外そうとしても簡単にはずれない。樹液の接着剤はよほど強靭なもののようだ
どれどれ ま 強靭とはいえ この巣はずれたので落ちていたわけなんだけど 用が済んだのだから
それは いいとして
虫たちのチエはすごいね と福岡さんはいう こんな繊維の布やとか 人にはまだできてないわけ?
あんなにいっぱい服作ってるのにね
アシナガバチはわりと小ぶりな巣を作る 
落ちてた巣はくねっとまがっていて 福岡さんの写真より部屋数も多い
これはどなたのかな
とげぬき用の虫メガネ これは私の場合ちいさなものとか このような蜂の巣などを
のぞき込むには最適なのだ 自分がもっているもののなかで一番よく観察できる
小さい巣のひとつでも 洞穴のように大きく見えるから 楽しい
なんのはなしでしたっけ
そうそうぴたっとついていた その発音どうりの 柄の部分 なるほどね もう一つの接着部分は
どこかにくっついたまま ぴたりとしているのかもしれませんね 
そして うちの巣は おもいきりがわるいというか よくばりというか でこぼこしていて
たくさんの部屋があります それでも全部がちゃんとくっついていますね
福岡さんの話は続きます
成虫になると今度は自分が働く側に回る。季節が終わるとハチたちは姿を消し、巣も放置されてしまう。
次ぎの年に再利用されることもない。潔い、持ち家なんかに固執しないのだ。また新たに作る。
季節が来れば交わり、時期が至れば去る。ただ今を生きる。これが生命の本来のありかた。

泥バチの巣の辺りに自分は殺虫剤を吹きかけてたんやけど どろのなかは こういう場合も安全や きっと
そやけど たしかにあそこから2匹のハチが私を脅しにきてた
どろばちとは どういうスタイルなのか などと
私は いまだもってときどき 謎に迫ろうとぶつぶつ言うのですが
この写真 巣の一つ一つにふたがついてますなあ
このふたも殺虫剤には有効かと思われますが ふたをしたままで 
どうやってこどもにえさを与えるってわけ?
ときに このように ひとりごとぶつぶつは 現れるのです

ふむ
《 2021.01.21 Thu  _  写真 》