NEKO美術館 成瀬憲子

２０１１年　「部屋を借りている」

そんなタイトルで　自分は　エッセイを書いています

　パリでアメリカ人夫婦は　古本屋のご主人から　自叙伝を書くという理由で　そして書いたものを

そこのご主人に見せるということで　古本屋の一角を借り手住まわせてもらっている

そんな話をテレビで見ました（確か炊事も　シャワーもできる）

　そや自分もそんな想像をしてみよう　

パリの古本屋のいっかくで　住まわしてもらうのに　日記やパリで拾って来たもので　オブジェや

写真を撮って　ご主人に見てもらう

ええなあ

パリは　まあ無理としても　家のこの部屋を　ご主人から貸してもらう

まいにちありがとうございます　今日はこんなんができました

などと　作品を見せる　こんな出来事を日記に書いてみました

２０１１年は　１０年経って　２０２１年ですわ　今

ぱりもにっぽんも　コロナで　それどころやありません

でも　この部屋で　こうしてパソコンで打っていますと　そこに２０１１年の時のことを

まぜますと　いいころあいです

私は　二階から　一回に確かに引っ越ししました

長年いた所から　こうして移動すると　なんか　借家の気分もでていますね

えっ　この話一回した事がある？

孫がたしか　すみっこぐらしとかいうおもちゃで　あそんでいます