自分はいままでものを集めてきました
そのうち 自分の所にはものが集まってくるんじゃないかと
思うほどでした
かってごみひろいに 自転車でいってた頃
リサイクルショップに走ってた頃
フリーマーケットで ねんいりに ものに対面してた頃
よくよく考えてみれば 自分がやってた事は ものが
集まるような事だったわけなんですわね
さて
そのものをいま 袋から引っ張り出してきては
描いてみています
やってみますと そのとおりには描けないものだなあと
感心します
そこで絶望して 描くのをやめようということになるわけですが
もう一方で 「いまへたなだけで きっと描いてるうちにうまくなるわ」
そう思うんです
ま 哲学的にいえば 「下手ないまの自分を認めればよい」
そういうことになりますわね
としをとると いいこともありますよ
「下手な事を認めよう」だとか 「これは哲学的にいうと」などと
かってに出て来るからです
「その言葉が間違っているんではないのか」とか
ちらっと頭をかすめはしますが
ほりさげるまえに 忘れていたり
ね
こうして この絵なんです