NEKO美術館 成瀬憲子

わけのわからない　絵

それはそうなんですけど　ここにあるものと

けっこう　つなげてしまいたくなる　文章がありまして

これを　二人分　用意していて　いっしょに読んでみたりしようと

考えた事があるんです

つまり　悩んでいる事があったという事になります

　　　　　

　　　　　１

心はたとえ何を経験しようとも、渇愛をもって　それに応じ、渇愛は常に　不満をを伴うというのが　ゴーダマの悟りだった。

心は不快なものを経験すると　その不快なものを取り除くことを渇愛する。

快いものを経験すると　その快さが持続し　強まることを渇愛する。

したがって　心はいつも満足することを知らず　落ち着かない。

痛みのような不快なものを経験したときには　これが非常に明白になる

痛みがつづいているかぎり　私たちは不満で　何としても　その痛みを

なくそうとする

だが快いものを経験したときでさえ　私たちは決して満足しない。

＊

これは４までつづきます

読みながら　ああそのとおりだなあと思います

渇愛という言葉が出てきますが　これは溺愛するとありました

ま　そうしようとやっきになる　これのほうが　いいような気がするんです

天下の辞書を相手に　こまったわたしですが

快いもの　不快なもの　前者は　持続　強まることを　後者に於いては

なくそうとする　そうしているんですよね　日頃から

そのことをしらずしらずにやっていることに　気づく私なんですが

お客さんは　どーですか