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はしれよ子馬

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 初版本復刻 竹久夢二全集

かって 81才になる義父が 6カ月になる末息子をだっこして
こんな歌を歌いました
横で聞いていましたので あってるかどうかわかりませんが

はいしぃ はいしぃ
あゆめよ子馬 
山でも坂でも ずんずん歩め
おまえがすすめば わたしもすすむ
はいしぃ はいしぃ
あゆめよ 子馬
けれども いそいで つまずくまいぞ
おまえが ころべば わたしも ころぶ
ころばぬように あゆめよ 子馬
はいしぃ はいしぃ


義父は こどもたちとたわいないあそびを よくしてくれました
手品 そら ねずみがとぶぞー などとやるのです
それが うまいので びっくりします
それ以外は なくて 同じなんですが びっくりします
80才90才になりますと ご本人が昔経験したことは いっぱいありましたね
その話を 私たちは聞かせてもらいました
義父とわたしの母 7人家族でしたか
料理の苦手な私は お手上げ状態になり 
一年ほど 夫に料理をかわってもらいました
えっそんなことできるんですか?そう思いますか
私では料理が貧弱になり こりゃあいかんなということになると
そうなったんです
でも 夫は 主婦(男でもそういうんでしたっけ?)経験もありますし
うまかったですよ
晩年に 二人の老人は うまいものにありつけたわけです
孫にとっては おじいちゃんやおばあちゃんがいることは よかったと
思います 
もう一回? それは...
その後 かいねこが21才まで生きたんですが おむつをさせたりするようになって
二人の老人より 大変だと 
じぶんは よくよくはこういう星の下に生まれたんや
などとぼやいたものの
こうして 義父の思い出 書き残していました

この夢路さんの本 ぴったりですね

《 2020.02.06 Thu  _  思い出 》