夜になっても 物干し台に いることがあって
それは 洗濯物を 入れ忘れたのかも
洗濯物は毎日毎日 おむつや こどもたちのものなど
いっぱいでした
その場所で 見た事
電車のやってくるときの ぼうおーとしたつよいひかり
ほほをなぜる 涼しい風 夏は夕涼みです
工場のあかりが 田んぼにさすころ まだ働いてる人がいるんだなあ
星明かり ゴッホも見ていた 星明かり
私は この物干し台からの昼の景色も 夜の景色も よく描きました
そこによく行くことが 仕事だったからです
そのときどきに はからずも見せてもらえる景色が そこには ありました