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信州にはじめてやって来たときの思い出

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信州に引っ越してきたのは1989年のクリスマス
夜に着いた車の中で 街頭に雪がまってるのが見えて
雪がふってるんだと おもいました
大阪では 雪はめったにふる事はなくて 雪がふろうものなら
小さな子供たち 雪だ雪だと騒いだものでした
わたしは兵庫の田舎の生まれですから 雪の事はよく知っています
まわりをおおいつくす白い物は 私には 寒いとしかうつらず 
雪はがっかりするものでした
「こんな寒い所に来てしまって」
20年以上前の話です。

これは2013年にかかれていますから 今からさかのぼること6年
私たちがやって来た信州の冬は 11月には もう寒く
あくるとしの4月ごろまで 秋であろうが春であろうが
冬のイメージが強いのです 
そのくせ春が来るとなると それは突然のように
桜も梅も いろんな花々もいっせいに咲き始めます
まるで花火のように それもなん連発の花火の集まりのように

花火といえば 信州では冬にも 花火のどんという音がします
季節にかかわらず お祭りの日にも どん なんども聞きます
それでも わたしは 昼間の空を見上げる事はなく
昼間の空は どうなっているのだろうと思います

さて 北アルプスの高い所を白くし 少しずつ下に
おりてきています
《 2019.12.05 Thu  _  エッセー 》