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日記の中ではありますが

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2014年 私はこんな夢を見た
他人の夢ほど おもろないものはない というけれども
まあ聞いてくださいな

さて なかみにいきますか
私は小さなランドセルのようなリュックでイタリアを旅している
それも一人で
さあ どうやって一日すごそうか
そうだ まず 安ホテルをさがさなくちゃ
だれかに 聞かなくては
そこに 日本人がやっているのか 日本語の看板のレストランがある
のれんもかけてある
私は そののれんをくぐり 腰掛けると同時に
「すみませんが 安ホテルをさがしてるんですが どこかありませんか」と
唐突に尋ねた
すると おすしやさんのように はちまきをきりりとしめて エプロンを
まいた男性が 親身になって考えてくれて メモをわたしてくれる
メモにはカタカナでホテルの名前が書いてある
レストランを出てから気がついたんだけど それはホテルの名前だけで 地図も電話番号もない
どうやっていくんだろう なんでもう少し落着いて くわしいことを聞かなかったのだろう
話は飛ぶ
水が上から下へ流れている どうやら下は海
その海のむこうにキリスト教の十字のついた塔やたてものがみえる
多くの人たちが上からその景色をながめている
これってむこうに行けるのかしら
左はじを どうにか歩いている人たちもいる そんな光景も

これが夢のあやふやな 中身
この夢はあやふやにみえるけれども 自分の性格なんかがよく出ている
イタリアなんかに一人でいっている 自分の不安を感じさせる行為だ
一人では なにもできないと思っているんだろうと思う
ところが 一人でリュック背負っている
こんなとき なんとかしなきゃと これも 私のやりそうなことだ
何とかなりそうな所が見つかると いそいでそこに入る
どこかであせっているのも自分らしい だからせっかく入ったのに
肝心なことが聞けていない

ところが 次の夢では 水が上から下へ流れている その下は海
その海の向こうに十字架のついた建物や塔がある
だいたいイタリアという所にいっているのだから どこかにありそうな景色なんだけど
海のむこうに行けなさそうで 行ってる人もいる
本当だと このイタリア旅行は もう うまくいかなくて大変だ
ところが ところがよ 東京にさえ 宝塚にさえ行けないと思っている自分が
たった一人で イタリアに出かけている それも大荷物なんかじゃなくて
リュックでね  そうそう2014年の話だったね このときだったら 行ってるかもしれない 日本国内だとね
日記というものはいいですねえ その夢のなかみも イタリアなんかに行ってる
と どんどん ネガティヴから 気楽なポディチィヴになってくる

《 2019.11.11 Mon  _  日記(日々) 》