どんな相手でも
それにであって 描いてみようとした時
多くを描く
木を描き込んだり 鳥や雲をいれたり 月も入れる
そのうち 何でも屋さん的な にぎわいは姿を消して
シンプルになる
世間話が 独り話になったみたいに?
で
どこでも こんな変化を目にする事はないと思う
私の故郷でも こんなじゃなかった
山は確かにあったけど
雄大な連山というのか
ここにきたときは もっと熱っぽく これらの山を
ほめたたえたものだけど
今は そんなじゃない
この連山は 私の物じゃない
この世知辛い世の中で
そこにいることに 誰も文句は言えない
おやくにたってます そういうことも わからない
わかる人は こころのなかで そっと 手を合わせている
あのなかには熊や たぬきや へびや むしたちが
住んでいる ええ!大家族じゃないか
何と寛容な 存在なんだろ