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これなに

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きのうは 『太陽の出し入れ』という絵を見ていただきました
それを 次の日には 2才の孫が 「これなに」とききました
そこには2枚の絵があったのですが この絵です

この絵は すっかり忘れていたにもかかわらず
自分にとって 何かを伝えてくれているような気がするのです
おおきな 絵を 描きたかったんだな
心の中のこともそうです
私はそのころ 自然を描こうと スケッチブックを持って
出かけたものです
ところが どういうわけか もりあがらないのです
十代の頃 田舎の景色を ゴッホの絵などにあこがれながら
描いていた時は よかったのですが
1987年ごろは 38才ぐらい 私の中での 絵は変化していました
故郷で 毎日 山や畑とともにあった そんな時期はおわっていたのです
山や畑をよくみて 描く そんな私は もういなくなっていたのです

大きい画用紙に 大きなものを描く
大きい事はいいことだと そう考えていたのです

今は70才 小さなものが好きです 私のどこかが 小さいものを求めているのかもしれません
このように 自分の絵は 変化しているのですね
そして こういう時期の絵があったのを忘れていた事にも 驚いています
この絵の前に来てくれた孫といっしょにすわって へーっと見入っている
わけです


《 2019.08.23 Fri  _   》