こころ 先生と遺書 夏目漱石 つづき
あついですねえ
夏です それでも例年に競べると 猛暑ではないそうです
猛暑がどれぐらいのものだったのか 思い出せないし 思い出したくもないので
扇風機を背中に受けつつ 読みました
この「こころ」が書かれた頃の猛暑は 団扇か 扇風機か(あったのかな)氷か
それだけでも 同じ日本人とはいえ 違うんじゃないでしょうか
あっ そういう話ではありませんね
「私」の友だちが 養子にいって その養子先では彼(K)を医者にさせようと 学資を送って 東京の大学に入れていたのですね
ところが Kは 医者になるつもりはなく その報告もあまりしていなかったのですが
一年もすると そう長くはだましている訳にはいかないと思ったらしく そのむねを
養子先に報告するのです
手紙でですね 怒りました 実家も怒って手紙を寄越しました
で 仕送りがストップするのですね
そこで 友である「私」は Kのことでは その生き方に賛成していた手前
手を差し伸べようとするのですね
Kはそれを断わります