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こころ 夏目漱石

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こころ 両親と私 夏目漱石 つづき

小説というものは こういうものなんですね
実際は ひとり一人の考えている事なんかわかりませんね
しかし 「私」は 母の父への思いとは別に 先生に手紙一本出せないでいる
父は 寝床の中で新聞を読みたがっており 乃木大将の死をまっさきに知ったのは父であり 新聞からだった
兄は こんな病人が 新聞を読んでも理解できるのだろうかと思っている
身重の娘の事を そんな時にこんでもいいと 気を使う父
病人の父のところで こういうことがある それを全部見えるかのように書いているかのように 作者
《 2019.06.04 Tue  _  読書の時間 》